日常の動作から学ぶ

ギター

この春休みはずっと基礎的なテクニックを見直していて、
ソルやほかの古典の作曲家のエチュードをさらったりしていました。

だいぶ前ですが
「Karate Kid(邦題ベスト・キッド)」
という映画を見ました。



というのも、レッスン中にリカルドに
「知らないの!?見たほうがいいよ!」
と勧められたので(笑)

恥ずかしながら、私は名作と言われているような映画も全然見たことないのです・・・




主人公の少年が「ミヤギ」という空手の達人に出会い、
空手の教えを乞う話です。

いろいろツッコミどころはあるのですが、
とにかく「ミヤギ」の発言、行動に深く共感しました。
いくつか気づいたことのうち、今日は1つを書きたいと思います。

日常の動作から学ぶ


この映画で印象的なシーンとして、
「主人公の少年が延々とペンキ塗りをさせられる」
というのがあります。



空手を教えてほしい主人公に対して、
ミヤギの指導の内容はペンキ塗りや洗車などの雑用ばかり。

そして、雑用のやり方を随分具体的に指示するミヤギ。
「ペンキ塗りはかならずゆっくり上下方向に塗る、
左右には塗らない。
半分は左手で、半分は右手で。」


構え、突き、受けなど、空手の型を一向に教えてくれないことに
主人公はやきもきしていたのですが、

「ペンキ塗りの動き」が実は「空手の型」そのものだった…

という内容になっています。



一般化して言うなら「日常からいくらでも学ぶことはある」という話ですね。


ギターに置き換えると


少し言い換えてみます。

「ペンキ塗りの動き」が実は「空手の型」そのものだった…

これは

(何か特別なテクニックがあると思い込んでいた)「空手の型」は、
実は(普通の日常動作である)「ペンキ塗り」と同じだった

と言えると思います。

じゃあギターに関してはどうでしょう。

(何か特別なテクニックがあると思い込んでいた)「右手の弾弦」は、
実は(普通の日常動作である)「○○」と同じだった

と言えそうです。

まあ、○○をこれ!って言いきるのが難しいのですが…
人によって答えは違いそうです。
そこがみんな知りたいとこですよね…



実践

急に具体的な話ですが…
私は左利きで右手はかなり不器用です。
なので

今まで左手でやっていた日常の動作を右手でやるように心がけています。

たとえば、

・歯磨き
・洗い物、料理(包丁は危ないですがたまにやってます…笑)
・鍵穴に鍵を差す
・ペンで文字を書く(めっちゃムズい)

すぐに思い浮かぶのはこの辺の動作ですね。


左手と右手で筋肉の付き方、神経の伝達、色々違いがあります。
右手をあらためて鍛えなおそう、ということです。
時間はかかるかもしれませんが、とても大事なことだと思ってます。




とりあえず今日はここまで。


おわり

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伊藤 亘希(いとう こうき)

脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。

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