ブルノー(チェコ)の国際ギターコンクールに出場してきました

 





 

 

ブルノーってどこ?


ここ!

チェコでプラハの次に大きい都市です。

プラハから電車で約3時間、ウィーンからのほうが近いですね。

 

 

 

ここで毎年8月に行われている

International Guitar Festival BRNO

GUITARTALENT´19 – International Guitar Competition

に参加してきました。

 

パンフレット

 

 

参加者は約25名、

意外にもチェコ人は少なめ。ロシア、ウクライナ、ポーランド、その他・・・

といった感じ。多国籍です。

アジア人は私(日本人)と韓国人の2人だけ。

 

 

 

予選

 

ここが会場の旧市民ホール。

 

雰囲気のある、よく響くホールでした。

 

 

 

予選は制限時間10分

J.S.バッハの曲1曲+自由曲という指定。

私はバッハのBWV997のプレリュード

フォリオスⅠ、Ⅲ(武満徹)を演奏し、

 

 

 

無事通過。

 

 

 

予選終了後、ある審査員が私のところへ来て、

「武満がとても良かった、君は本選に行くだろう」と褒めていただけました。

 

 

本選は次の日です。

 

 

 

 

本選

本選は制限時間14分

古典の曲1曲+自由曲という指定です。

私はソナタF-durの第1楽章(ディアベリ)

ソナタの第1楽章(アントニオ・ホセ)を演奏。

 

 

 

 

結果は、

残念ながら入賞は逃してしまいました。

3位以下は順位が分からないので、もしかしたら惜しかったかもしれません(ポジティブ)

 

ただ、本選賞?のようなものはいただけました。

 

 

 

本選の演奏終了後に審査委員長と少し話したのですが、

ディアベリは本当に美しかった、と言っていただけました。

「ディアベリのソナタがこんなにいい曲だったなんて!君の演奏に驚いた!」と。

様式感についてもかなり良かったとおっしゃっていて、かなりの自信になりました。

ただやっぱり選曲は再考しなきゃなぁ・・・

 

 

 

ちょっとマニアックな話

私は2番手だったので演奏後は他の参加者の演奏を聴いていました。

 

 

 

特に印象に残っているのは、

Agustin(2位)が演奏したソナタ第3,第4楽章(ヒナステラ)

 

 

 

アルベルト・ヒナステラAlberto Ginasteraのソナタは

伝統的なアルゼンチン・フォルクローレの要素がふんだんに盛り込まれ、

第4楽章はフォルクローレの楽器、チャランゴを思い起こさせる

ラスゲアード(かき鳴らし奏法)が今日のほぼ全体を占めています。

ただしとても現代的で、コロコロ拍子が変わる。とても面白いです。

 

 

 

この変拍子のリズムが一聴して伝わるように演奏できている人って

少ない気がします。みんな弾き飛ばしすぎる。

 

 

 

Agustinはテンポをやや抑えめにして、決して急がずタイトなリズムで演奏。

パルスがガンガン伝わってきて、惹き込まれました。

和音の構成音も、しっかり聴こえてきました。

 

 

でも彼は2位だったんですよね・・・まあ上位争いは

本当に予想がつかないことが多いです。

 

 

 

 

コンクールを終えて・・・

 

久々のコンクールでだいぶ緊張し、細かいミスが多かったものの

大まかな方向性は間違っていないと思いました。

もちろん、入賞を逃したのは悔しいです。

 

 

でも、今回得られた気づきから、

自分の演奏を再度見つめなおし、次に繋げていけば良いんだと、

納得しています。

経験をどう捉えるか、どう生かすか、全ては自分次第。

 

 

 

 

お楽しみ

 

ブルノーの滞在は2泊だけでしたが、本選終了後に少し観光!

この辺がブルノーのメインストリートかな。

並んでいるお店のラインナップはドイツ、オーストリアに似てる。

 

建物がカラフルですね。

 

 

泊まったホテルの入り口。4人も門番がいて安全、安心。

 

 

 

 

丘の上のシュピルベルク城

古くは中世の時代に建造され、

17~20世紀には囚人の収容所として使われていたお城です。

 

 

そこからの景色。

 

 

 

パンの上にハムとかチーズが乗ってるやつ・・・

一応チェコ料理らしい。普通においしい。

 

 

 

入賞を逃したのでお酒はお預け・・・(と言いつつこの後プラハで飲んでます)

 

 

プラハからブルノーに向かう電車。

レトロ感あふれる。ブレーキ音うるさすぎて耳痛い(笑)

でも座席はきれいだし、ふかふかで快適!

 

 

 

 

以上、

特別有名な観光名所は無いものの、適度に都会的な雰囲気、歴史ある街並みで

住みやすそうだなぁと思ったブルノーでした!

来年も来ようかなぁ。

 

 

さらに進化した演奏をお届けできるよう頑張ります。

もちろんコンクールもまだ色々出ますよ!

 

 

 

おわり




The following two tabs change content below.

伊藤 亘希(いとう こうき)

脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。

コメントを残す