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さて、
練習の仕方について、断片的ではありますが書いていこうと思います。好評だったらシリーズ化するかも・・・!
最近また基礎的な練習に立ち返っています。
「良い練習とは何か」についてリカルドと前に話したなぁ、
と昔のノートを見返しながら考えていました。
L.ブローウェルの言葉
L.ブローウェルが
「問題に適切な名前を付けることが大事。
それがうまくいけばいくほど、解決は早い」
というようなことを言っていたらしくて、
なるほどなぁと思い、もうすこし掘り下げて考えてみることにしました。
練習の具体性
名前を付けるということについて、実際に考えてみましょう。
例えば、
「いい音を出すための右手の練習」
をしよう、という時に、
「この名前で良いのか?」
と、 いったん立ち止まって考えます。
・いい音とは?
→楽曲のニーズに合わせた音、自分の趣味(憧れの演奏に近い音)、ホールで遠くまで届く音・・・
・右手だけが大事なのか?
→左手の押さえ方、ギターの構え方、ギター本体、弦、爪などの問題・・・
もちろん、いろいろな要素が複合的に影響してるのですが、
どれか1つに焦点を絞ることで、
練習の具体性が向上します。
まとめ
平たく言うと、何のための練習なのかを意識することですね。
そのために言葉をうまく使って考えることが大事。
ただ「本に載っている基礎練、練習曲を片っ端からやる」のではなく、
その意味を決め、練習に名前をつけてみましょう。
効果的な練習になると思います。
当たり前のことですが、
常に意識するのは難しいですね・・・
課題に気づかせてくれる他者(先生、音楽仲間、家族など)の助言が、
大事になってきますね。
おわり
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伊藤 亘希(いとう こうき)
脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。
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