聖ヤコプ教会 Jakobskircheでテレマンを聴く

コンサート

 


 

 

以前にヘルダー教会について書きましたが、

ワイマールおすすめスポット紹介~ヘルダー教会~
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今までは旅行先のことを書いてきましたが、 今回から私の住む街、ワイマールのことを紹介...

昨日はそのすぐ近くの聖ヤコプ教会Jakobskircheに行ってきました。

目的はコンサート!

 

こんな感じ。

中世からこの場所に教会があったようですが、一度取り壊され、

今の姿になったのは19世紀に入ってから。

 

 

ナポレオンの時代(19世紀初頭)に

イエナ・アウエルシュタットの戦いSchlacht bei Jena und Auerstedt

(ナポレオン一世率いるフランス軍とプロイセンの戦い)

というのがあって、その際は軍事病院としても使われたのだとか。

ちなみにイエナJenaは隣町で、ナポレオン時代の戦場跡は今はハイキングコースになっています。

 

 

 

 

この日は12月26日でしたが、

クリスマスコンサートとして開催されていました。

 

ドイツでは25日はクリスマス当日でもちろん祝日、

そして26日も第2クリスマスZweiter Weihnachtstagとして祝日になっています。

この日も開いているお店は少なめでした。

 

 

曲は全部ゲオルグ・フィリップ・テレマン Georg Philipp Telemann

チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン、バロックフルートの四重奏曲、

そしてカンタータを交互に演奏しました。

カンタータではレチタティーヴォ、アリア(ダ・カーポ・アリア)が交互に演奏されます。

 

 

ちなみに、

ヴィオラ・ダ・ガンバViola da Gamba は知らない方もいると思います。

チェロのように足で挟んで支えますが、弦は普通6本で

ギター属のようにフレット(ガット)があります。

弓の持ち方も違いますね。

 

バッハやテレマンなどのバロックの時代には室内楽の定番でしたが、

その後残念ながら廃れてしまいました。

上の動画はJ.S.バッハのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。

 

 

 

テレマンの音使いは非常に明快で、

バロックから古典派の過渡期にいる作曲家なのだなぁ、と改めて感じました。

しかし活動期間はかなり長く(86歳まで生きた)、おそらく時期によって作風も違うのだろうなぁ。

もっと色々聴き比べてみます。

 

 

 

ここからの眺め好き。

 

 

 

おわり
 

 

 

 

 


 



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伊藤 亘希(いとう こうき)

脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。

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