ドイツのアルバイト事情




 

写真は特に関係ないですが、最近のワイマールの市場Markt。

 

 

 

今年の夏くらいから、某ファストフードチェーンでアルバイトしています。

(さすがに店名は伏せますが、知ってる人も多いと思います笑)

忙しいときは忙しいですが、けっこう気楽に仕事させてもらってます。

 

ちなみにアルバイトArbeitはドイツ語ですが、広い意味での「仕事」といった感じです。

日本語で言うアルバイトを意味する単語は

ミニジョブMinijob(月450ユーロ以下の収入のアルバイト)です。

所得税等が引かれるかどうかの境界が「月450ユーロ」になっています。

 

 

 

さて、ドイツでアルバイトしていて感じたことを一気に書きたいと思います!

 

 

 

 

①多国籍


まあドイツはどこでもそうだと思うのですが、うちの職場では

ドイツ人半分、東アジア~中東出身の人半分といった感じです。アジア人は私一人だけ。

 

店長はモロッコ出身。

最初に店長に会ったときに、

「アジア人はみんなちゃんと働くから期待してるよ!よろしく!」

って言われたのは嬉しかったなぁ。

 

 

 

②衛生面が割と適当


ご想像の通り、日本に比べたらかなり適当です。。。

とりあえず夏場はハエが多い。ハチもいる。

ハエとハチがいたら退治しなきゃって日本人は思うかもですが、

ドイツだと「いて当たり前」みたいな空気があります。

パン屋さんとかもショーケースの中がハチだらけだったりするし。(笑)

 

 

 

③食品を扱うには許可が必要


日本だと飲食店を経営するときは、

店のオーナーだけ資格(食品衛生責任者)が必要で、

従業員は必要ないのですが、

こっちだと全従業員が資格をとらなければなりません。

 

 

 

といっても、保健局Gesundheitsamtに行って、

食品衛生に関するビデオを見て、60ユーロ払うだけです。1時間ほどで終わります。

ビデオの内容は、特に変わったことは無く、定期的に手を洗いましょうとか、

体調がおかしい時はすぐに病院に行きましょう、などでした。

 

これがその資格の証明書。

 

 

 

④残業なし


退勤時間が日によってまちまちなのですが、

1時間以上早く終わるときもあります。

 

逆に忙しくて仕事が終わっていないときでも、

普通に帰らせてくれます。

そういう時はつい残業して終わらせたくなってしまうのが性ですが。。。

 

空き時間にこまごまとした仕事(掃除など)をやっていると、

「それはやんなくていいよ」とか「めっちゃ勤勉だな!」とか言われたりも。

 

「ちょっとでも待ち時間があったらなにかできることをやる」っていうのは

日本でのコンビニバイト時代に染み付いたのかもしれません。

 

 

 


 



 

⑤まかないシステムなし


今の職場では、誰かが注文間違いをしたりしたときに、まかないが発生します。

誰が食べて良いのか、とかも適当で早い者勝ち。(笑)

あと店長が気分で作ってくれたりもします。

 

もちろんお店によって全然違うと思いますけどね。

 

 

 

⑥アルバイトできる総時間は決まっている


学生ビザの場合、

年間で120日(全日)or240日(半日)

とビザに書いてあります。

 

まあ、これを超えることはなさそう。

観光ビザ、学生準備ビザ、語学ビザはアルバイトできません。

 

 

 

⑦バイトの求人が・・・


求人はインターネットや、街中の掲示板などで見つけることができます。

 

 

求人には、当然

・フルタイムかパートタイム(Minijob)の募集か

・必要な能力、資格など

がまず書いてあるのですが、

 

その下にだいたい、 “Wir bieten Ihnen…”と始まり、

・職場環境(良い雰囲気の職場で、整えられた環境で仕事ができます、など)

・仕事で身につく能力

が書いてあります。

 

 

 

“Wir bieten Ihnen…”は「私たちはあなたに…を提供する」という意味で、

つまりここでは

「あなたが職場で○○を提供する代わりに、私たちはあなたに○○を提供します」

という書かれ方がされているんですね。

 

抽象的に書かれていることも多いですが、

雇用主と従業員の間の「契約」をはっきりさせたい、

という気質を感じます。

 

 

 

 

他の人はどんなアルバイトをしている?


一番多いのはもちろん、音楽学校で教える仕事。

あとは、レストランやバーでウェイターKellner/inをやっている人は多いです。

 

その他には

・ベビーシッター

・ホテルの清掃や朝食ビュッフェ準備など

・草刈り

などは聞いたことがあります。バイト先を見つけるのは簡単ではありません・・・

 

 

 

時給は?


日本での同じようなバイトに比べると、やや高い。

さらにチップTrinkgeldももらえます。

 

 

 

 

以上、アルバイト事情をお送りしました。

 

 

 

せっかく音大に行っているのに音楽と関係ないバイトばっかりやるのはどうなの?

って思うかもしれません。

今の状況を脱する方法も考えてはいますが、今はとりあえずバイトするしかないんです。

勉強、練習とアルバイトを両立しつつ、生計を立てる方法をこれからも模索していきます。

 

 

 

おわり




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伊藤 亘希(いとう こうき)

脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。

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