この間、”Auftrittstraining”という集中授業を受講してきました。
どんな授業?
日本語に訳すと単に「舞台の訓練」。
意訳するなら「ステージパフォーマンストレーニング」って感じかな?
会場はいつも練習会してる小ホール。
現役の打楽器奏者によるレクチャーでした。
内容は大まかに、
・身体の動きの心への作用
・メンタルトレーニング
・実際のステージ上での所作
・本番に向けた練習や体のコンディションの準備
といった感じで。
実際に本番を想定して、各自3分くらい演奏し、
各々「こう振舞ったほうがいいよ」とか「あなたはこういう印象だった」など
いろいろ感想、意見を交換しました。
ちなみに友人とお互いにスマホで自分の演奏を録画し合いました。
講師がおすすめしていた本。どれか読んでみようかな。
言葉の持つ力
特に印象に残っているトピックは、
討論形式で進めたメンタルトレーニング。
グループAはあえてネガティブな文章を作り、
グループBはそれをポジティブに言い換える、というもの。
例えば、
A「緊張して手が動かない」
B「緊張するのは誰だって同じ」「むしろ緊張は演奏を良くする」「お客さんは気づかない」
など・・・
やってることは単純で、
「それができれば苦労しないよ!」と思うかもですね。でも大事なことです。
「言葉を選ぶこと」の影響は自分が思っているよりとても大きいと思います。
ついネガティブな言葉を選んでしまう人、
言葉尻に”否定形(~ない)”が多い人、
つい攻撃的な言葉、大袈裟な言葉を使ってしまう人。
選んだ言葉は、再帰的に自分の心に作用していきます。
私は普段、どんな言葉を使っているか。
些細な言葉選びにも全て、無意識の考えが反映されています。
そのことに気づくことが大事。
意識的に言葉を紡いでいこう。
なりたい自分を目指して。
おわり
P.S.
本番に向けた、もうちょっと具体的な練習方法など、
また別記事で書きますね。(需要あるかなぁ)
伊藤 亘希(いとう こうき)
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コメント
講師の方が勧められていた本は全てドイツ語なのでしょうか。。
具体的な練習方法、とても興味があるので楽しみにしております!
ドイツ語or英語っぽいです。ドイツ語の本を読むのはとても時間がかかります・・・
今回の記事けっこう反響があって、嬉しく思います、ありがとうございます!
続きをお楽しみに!