自由に音を奏でるために~アンドーヴァーレッスンで気づいたこと~

ギター
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悩み


 

「緊張せずステージで演奏したい」

「ミスせず難曲を弾きこなしたい」

と思ったことはありますか?

きっと、誰しも一度は抱える悩みだと思います。

 

 

 

 

しかし、この2つはそもそも共通する問題だということがわかりました。

それは、

「自分の身体の動きを正しく知らず、コントロールできていない」

ということ。

 

 

 

「身体を知ることで、音楽が変わる」んです。

 

 

 

 

身体のバランスを確認し続ける


 

先月、私は

井桁典子先生のミュージック・ボディーラボにて

何回かレッスンを受講しました。

 

 

 

井桁先生の指導は、

私が忘れがちだった基本的なことを的確に指摘するものでした。

 

それは

「身体のバランスを確認し続ける」

ということ。

 

 

 

 

 

「頭の重さを支えているのはどこ?」

「右足、左足の、それぞれの足の裏にはどれくらいの体重が乗っている?」

「呼吸はどのように?」

など、頭から足の裏まで、

各部分の動きを(模型も使って)動かしながら、具体的に確認し続けます。

 

 

 

 

そして、演奏しながらも確認し続けます。

これは鼻の頭で6弦12フレットをハーモニクスしているところ。

 

 

超絶技巧のように見えますが、実はただ下を向いているだけの単純な動き。

自分の頭と身体の動きがわかっていれば、それほど難しくはありません。

 

 

 

 

身体を知ることで、音楽が変わる


 

こうして、自分の体の隅々に意識を向けて演奏したとき、

音楽のみに集中できる瞬間が現れます。

 

 

 

ちょっと難しいのですが、

自分の音がいつもよりはっきりと聴こえてきて、

「今この場でしかできない、一度きりの音楽を奏でている」

というような感覚がします。

実際、録画してみるとこれまでより自由で魅力的な演奏ができています。

 

 

 

もちろん調子の良い、悪いはどうしてもあり、

この感覚が得られる瞬間はまだ少ないです。

 

 

 

 

 

「身体を知ることで、音楽が変わる」ということを実感しました。

それは、

「自由に音を奏でるために、自分の身体を準備する」

という実にシンプルなことなんだと思います。

 

 

 

 

これからも、自分の身体を忘れずに

練習を続けていきたいと思っています。

 

ミュージックボディーラボ

井桁先生のミュージックボディーラボ

リンクを貼り付けておきます。

ギターに限らず、

すべての(アマチュア、プロ)音楽家にとって有用な内容ばかりですので、

是非レッスン、ワークショップに参加されてみてはいがかでしょうか。

 

 

 

おわり




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伊藤 亘希(いとう こうき)

脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。

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