ワンポイントアドバイス、お申込みお待ちしております!
留学生活の前半はピアノ、
後半はヴィオラ・ダ・ガンバを副科として学んでいます。
練習してレッスンを受けていると、
どの楽器を習っていても共通で言われることがあります。
それは「腕、肩が固い」ということ。
大きな筋肉を使う
ヴィオラ・ダ・ガンバの場合、
弦の上に弓を乗せて、
手首と指先で弓を動かそうとすると
大きい豊かな音が出ません。
手は添えているだけで、
野球のボールをサイドスローで投げるような動きで、
腕から動かすことを意識します。
「より大きな筋肉を使う」意識でいることが大事だと、
私は解釈しました。
ギターの場合も、リカルドに同じようなことを言われました。
「小さい動きは小さい筋肉で、大きい動きは大きい筋肉で。」
つまり、
ピアノ、ピアニッシモを弾くときは、
指を動かす小さい筋肉。
フォルテ、フォルティッシモを弾くときは
手首、腕を動かす大きい筋肉。
(実際はもっと複雑ですが)
これを意識せずに、
小さい筋肉で無理やり大きい音を出そうとするから
コントロールが効かなくなるのです。
ギター以外のことをギターに活かす
このように、
ギター以外の色々なことがギター練習に繋がってくるんです。
そのために、
・「必要ない、関係ない」と切り捨てない
・観察し続ける
ことを大事にしていきたいなと思います。
おわり
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伊藤 亘希(いとう こうき)
脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。
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