先週、ハンブルクの聖ミヒャエリス教会でオルガンのコンサートを聴いてきました。
演奏はAndreas Sielingというドイツのオルガニスト。
最初に聖ミヒャエリス教会の紹介から。
G.P.テレマン(1691-1767)は1721年以降40年以上にわたって、
ここハンブルク市全体の、聖ミヒャエリスを始めとした5つの教会のカントル(教会音楽家)として活躍しました。
そしてその職はC.Ph.E.バッハ(1714-1788)(J.S.バッハの次男)へと引き継がれています。
地下はKrypta(地下礼拝堂)となっていて、いわゆる位の高い人や聖職者の墓地になっています。
ここにC.Ph.E.バッハのお墓があります。
いよいよ教会の中へ入ります。
↑これは前回滞在時の正面の祭壇の写真。
大オルガン(1962年製)
コンサートオルガン(1914年製)
この向かいにもう1つ小さいオルガンがあって、合計3つのオルガンを
↑の写真の中央右当たりに見える鍵盤でまとめて操作できるようです。
1906年に大きな火災に遭い、その後再建されたので残念ながら当時のオルガンは残っていません。
それでも素晴らしい音色です。
プログラムは
後期バロックの作品から、セザール・フランク、
フランスのルイ・ヴィエルヌ、そして20世紀のフランスの作曲家と、
ドイツ、フランスの様々なスタイルのオルガン作品を楽しめました。
こういう教会で一回ギターコンサートやってみたいんですよね・・・
ドイツにいる間にやるぞ!
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伊藤 亘希(いとう こうき)
脱サラ系クラシックギタリスト、ドイツへ行く。
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